ターゲット
『ターゲット』を観る。ビル・ナイが殺し屋でエミリー・ブラントがトラブルに巻き込まれた詐欺師、ワトソンことマーティン・フリーマンも登場する豪華キャストながら本邦未公開。20年ほど前のフランス映画のリメイクだと言われれば、なるほどしかし何だってこんな風に作るのだろうというイギリス的に古風な感じが漂っていて、とても2010年の映画にはみえないのだけれど、ビル・ナイであれば赦される。その短絡的反応を担保するビル・ナイの役柄はスマートで時折、可笑しく、つまり相変わらずで芸の領域に入っている。
Published on: 2015/4/16
Categories: 映画