訴追せず
他国のことであれば口を出すことでもないけれど、世界の平和と友愛の観点からトランプ大統領は御免蒙るとの気持ちは強くあって、ヒラリー・クリントンが電子メールスキャンダルで訴追を受けずというニュースは対抗馬としてのヒラリーにとってベストのシナリオであるという点で歓迎する気持ちもないではない。
しかし、この度の事案において、守秘を含む宣誓署名をしているはずの元国務長官に訴追すべき内容が見当たらないという判断には違和感が大きくあって、もともと特権階級としての特別扱いが嫌われてきたヒラリー・クリントンのマイナスイメージをさらに上塗ることにもなるのではあるまいか。それも今さらという感じはあるにして。
Published on: 2016/7/6
Categories: 日々