単純な場所

sophisticated girl; plain space

富士ファミリー2017

『逃げ恥』のない火曜日、昨年の放送では続編が作られるとは思っていなかった『富士ファミリー』の2017年版をみる。たぶん、制作側も続編は視野になかったと思うのだけれど、確かに面白かったし、一回きりではもったいないというのもよくわかる。

薬師丸ひろ子と小泉今日子のダブル主演というよりは、とっくに笑子バアさんこと片桐はいりのドラマになっており、小泉今日子が演じるナスミはまだ成仏はしないみたいなので、恒例の新年特番として来年も続編が作られそうな雰囲気。今回、住み込みのバイトで東出昌大が出演していて、アルバイト役の登場人物が入れ替わることでその事情がサイドストーリーとして立ち上がるというフォーマットが採用されたみたい。

物語そのものは前回ほど突飛なものではなく強烈に感じられた木皿泉の成分も比較的には薄めというところだけれど、なぜが羽田圭介が出演していたりして楽しめる。今回はマツコロイドの登場はなし。

今回のキーワードは「おはぎ、ちょうだい」ということになっていたけれど、クライマックスのシーンで渡されることのなかったおはぎの意味を考えていて、まだ少し腑に落ちていない。

Published on: 2017/1/3

Categories: 日々