単純な場所

sophisticated girl; plain space

アトミック・ブロンド

『アトミック・ブロンド』を観る。東西冷戦終結間際のベルリンを舞台にしたスパイアクションで、ほぼ全編がシャーリーズ姐さんのプロモーションビデオのようだけれど、アルフォンソ・キュアロンばりに気合の入った長回しアクションがあったり、『コードネーム U.N.C.L.E.』みたいにカッコいい1980年代が再構成されていてなかなか面白い。シャーリーズ・セロンは半端なところのない役者だけれど、きちんとアクションを見せ場にしているところはやはり立派。

もし存命であればアントン・イェルチンがやっていたであろう印象的な役回りをビル・スカルガルドがやっていて、出番が多いわけではないのだけれどキャラが立っており、如此く世界は回復されると感慨深く思ったことである。

Published on: 2019/1/12

Categories: 映画