単純な場所

sophisticated girl; plain space

アロハ

『アロハ』を観る。キャメロン・クロウの製作・脚本・監督で、ブラッドリー・クーパーの主演にエマ・ストーンとレイチェル・マクアダムスが絡むという豪華な仕立てであるにも関わらず、あまり話題にならなかったような気がする。興行的にも散々だったみたいだけれど、何故か民間宇宙開発の話を本筋に組み込んできたのは大きな敗因のひとつと見える。スケールが大きいというより、この生煮えのB級感は何なのか。フラの使い方が悪くないだけに得意の音楽を軸とすべきではなかったかという気がしてならない。脚本の出来からして『エリザベスタウン』での達成とはだいぶ大きな差があると思うのである。

Published on: 2019/9/8

Categories: 映画