乾燥
サンタアナ風によって拡大した火災はロサンゼルス郡全体に大規模な被害をもたらし、1万棟以上の住宅を焼失させる。カリフォルニアの山火事はほとんど定期的に起きているとして、このたびは史上最悪と形容され、世界一裕福な一帯を焼け野原にして、なお鎮火していないという。夏にかけての多雨が植物の育成を促し、最近の旱魃は乾燥をもたらして今回の被害を拡大することになったという話だけれど、これもまた気候変動の直近の影響ということになる。一方、トランプの復帰を前にウォール街の各社は競って気候変動イニシアティブからの脱退をすすめ、環境的な課題に対する枠組みは瓦解しつつある。
Published on: 2025/1/10
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