AI時代
進歩の速い生成AIについては、こちらとしてもあらゆるモデルに手を出しているほうなのだけれど、最近は来客との会話にもAIの話題が多くなり、それどころかこちらの事前調査にNotebookLMあたりを使ってるのではないかという微妙なやりとりが増えている気がする。会話の文脈はもともと繊細なものだけれど、AIが指し示す材料にはAIのパターンがあると思うのである。
『べらぼう』は花の井改め瀬川に身請けの話が持ち上がる流れ。吉原を題材にする以上はここまで描くのだという覚悟がみえるし、どうにもならないことの筋道がそのままストーリーとなっているようで見応えも間違いない。考えてみるとまだ2ヵ月なのだが、ずいぶんとこの世界に親しんでいる気がするのも物語の厚みゆえであろう。
Published on: 2025/3/2
Categories: 日々