続落
この日の東京市場は終値で先週末より2,600円以上の下落となり、マーケットの動揺を週明けの海外市場にも引き継ぐ流れ。もちろんその元凶となった政権には反省という言葉はないので、この先の景気後退を徐々に織り込み始めているともいえ、であれば事態の改善はしばらく期待できないであろう。この月曜日、米国市場ではブラックマンデーが再来するという見方にもそれなりの説得力があって、その真偽は日本時間の明日にも判明することになる。倫理観皆無の連中のことだから、市場が下がりきったところで方向転換という可能性も否定できないとはいえ。1930年のスムート・ホーレー法がもたらした関税とその根幹をなす保護主義の考え方が世界恐慌を深刻化させたという歴史に言及する言説が増えている気がするけれど、この例を踏まえればその影響は10年続くことになる。それはやがて戦争をもたらすだろう。
Published on: 2025/4/7
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