パラサイトイヴ
話のタネにと思って『パラサイトイヴ』にチャンネルを合わせるが、五分で見きりをつけて読書。いやしかし、役者や舞台装置の寒さもさることながら、あのカメラの間抜けぶりはどうだ?実際、レイアウトを語る以前の問題。
面白かったのは冒頭、空撮から降りていくシーン。CG の鳶が「横切る」ところ。肩の辺り力の入った不自然なエキストラみたいに。後のシーンの伏線、いや暗示(まぁそんな上等なものでもないが)としたかったようだが、失笑を買うだけだろう、普通は。表現が稚拙な上、志ばかりか目論見の程度まで低いとなれば誉めるところがない。まぁ、観てないんですけど。
Published on: 1998/1/24
Categories: 映画