単純な場所

sophisticated girl; plain space

記憶の果て(読了)

近隣に出来たショッピングセンタで買い物。田舎のくせ何処にそんな購買力があるのかというくらい、立て続けに大規模小売店が開店している。謎。まぁいずれ、淘汰されてしまうのだろうが。

『記憶の果て』読了。作中、述べられているように「身勝手な」物語だ、評価は難しいが、決して面白くないわけではない。「先行作品に対する敬意ある挑発である」とは京極夏彦の惹句だが、これには深く深く頷いた。(「先行作品」ってのはあれやこれや、なんですけどね)まぁ、同じパターンで物語を紡ぐのは容易ではなかろうから、次作の方向をみてみたいと思う。

Published on: 1998/2/11

Categories: 本