単純な場所

sophisticated girl; plain space

キムタク

体調回復。出社してみると人事異動の話。基本的には他人事だが結構、影響も大きい。動揺しつつも淡々と仕事。

キムタクのドラマをみる。いしだあゆみの土田御前役は、はまり過ぎ。時に狂女といった風情の妄執、ある種、能面のような凄みを出せるのは鷲尾真知子をおいて他になしと断じて永いが、素質は十分。良妻賢母よりもあのアブなさで芸域を広げていただきたい。

歴史的な考証は二の次、もちろんキムタクを前面に筒井道隆とのいわばさかしまのカインとアベルを軸にして物語を展開したのは妥当。願わくば「この物語はフィクションです」とのテロップが正確に理解されんことを。

Published on: 1998/3/25

Categories: 日々