単純な場所

sophisticated girl; plain space

攻殻機動隊

家人の強い希望で借りてきた『攻殻機動隊』を観る。二回目。何だか気に入っているらしい。その筋の素質は十分である。いやまったく、類は友を呼ぶ。

だがしかし、『攻殻機動隊』について僕の評価は最上ではない。物を喰らう場面がないのが大きな理由。伊藤和典の小理屈な脚本を抑制し得るのは、いわば本能に則した所作しかないが作中、こうした生命力は希薄。結果として理に落ちる印象が強い。

Published on: 1998/9/1

Categories: 映画