風刃迷宮
夜、周が玄関で転んで怪我。口内を切って三針縫う。いや全く、子供など健康でさえいてくれれば多くを望もうとも思わないというのに。救急の当番病院に急行したりして右往左往。
『風刃迷宮』を読む。「女性自身」に竹本健治という取り合わせも異様だが、この連載を読んでいた読者がいたかどうかも疑問。何しろ、一冊の本として読んでも読後のカタルシスとは無縁、マニアックなファン以外は振り落とされてしまうという仕掛けである。使用上の注意を書いておかないと、読者が減るばかりじゃないかとは、まぁ、要らぬ心配というものだろうな。
Published on: 1998/12/28
Categories: 本