トゥルーマン・ショー
『トゥルーマン・ショー』を観る。押井守の映画に『トーキング・ヘッド』というのがあって、仕掛けとして通底するものがあるのだが、二つながら好きである。ハリウッドと邦画の本質的な違いを堪能できるという意味で、見比べてみるのも面白かろう。
それはともかく、演じるのはジム・キャリーをおいて他になし。アクの強さもここでは美徳、役者が役柄を選ぶように役柄もまた役者を選ぶと、奇妙に納得しつつ没入。ラストの台詞もきれいに決まっていて、これまたよろし。
Published on: 1999/7/26
Categories: 映画