単純な場所

sophisticated girl; plain space

ザ・ロック、シン・レッド・ライン

DVDで『ザ・ロック』を観る。レンタルビデオ屋が割引をしている都度、借りて観て、都合四回ほどにもなるか。何しろ好きである。『亡国のイージス』を、だから好むというのにも我ながら納得がいく。希望があるという希望、つましい希望が人を支えるという台詞に勇気づけられるのも、いやはや幾度目か。

続けて『シン・レッド・ライン』を観る。巨匠礼賛に与する気は毛頭ないが、テレンス・マリックの映像は巧緻を越えて凄まじいという他ない。空と海と大地の、これは須らくワイドスクリーンで観るべき映画であろう。その音楽もまた。171分の長尺も、理由があると知って鑑賞すべき、これが映画である。

Published on: 2000/3/26

Categories: 映画