ファイト・クラブ
配偶者が結婚式に出席するのに付き合ってホテル蓼科へ。挙式を横目に彫刻公園を坊主とともにプラプラ歩く。暑過ぎず、直射日光もなく、申し分のない天気。
『ファイト・クラブ』を観る。その主題といい、方法といい、好みに嵌まっていてこれを堪能。しかしよく考えると主題といい、方法といい、『とどのつまり』と見事にかぶっていて、この10余年、ハリウッドが漸く日本文化の暗面に追いついた一方で、いかなる成長の痕跡も見せぬ自己をまたも認める。
Published on: 2000/6/10
Categories: 映画