作家の値うち

実際に話題となっているその場に遭遇したことはないが、ごく局地的に話題となっているという噂の『作家の値うち』を数ページ立ち読み。作家としての矢作俊彦に高い評価を与えているあたり、筆者もまたメジャーにはなり切れない人であるようだが、それでも『スズキさん』や『あ・じゃ・ぱ・ん』あたりを俎上に乗せてお茶を濁すばかりでは不覚悟というものではないか。それ以前の著作は、何しろ書評すら取り上げぬから既に入手すら覚束ないにしてもだ。

Published on: 2000/6/11

Categories: 日々