マッド・シティ
本来なら公休となる筈の月曜日、仕方なし出勤してフルに働く。
『マッド・シティ』を観る。つい先日、観た『インサイダー』を否応なく想起する設定。何しろダスティン・ホフマンとは、アル・パチーノのパロディのような風貌である。であれば映画としての出来にはそれほど感心しないにもかかわらず、パロディとしての正しい効用から『インサイダー』の評価を歪めずにはおかない代物ではある。何しろあれはあれで、もともと相当に胡散臭い部分がある作品だ。
それを省いてもジョン・トラボルタ演じるキャラクタは余人をもって替えがたし。
不在者投票にも赴かなかった分際で、昨日の夜はしかし選挙特番をザッピングしていたのだが、共産党の主張する「謀略」があったとして、それをアピールする姿勢には相変わらずという他ないセンスの欠如をみる。しかし冬樹蛉さんが言うように、敵の敵は味方というごく真っ当な理由から一票を投じるに吝かではない。
Published on: 2000/6/26
Categories: 映画