マッド・シティ(反芻)
『マッド・シティ』の何処に感心しないかというと、これはもう徹頭徹尾、予想の範囲内でしか展開しない物語につきる。ラストのセリフさえ予測可能なのだから、その画をストップモーション風に気張ってみせたところで、最大限の好意を示そうにも「ああ、そうだね」と頷くくらいか。いろんな意味で実に陳腐なのである。
ヨーロッパから戻って以来、夜更かしの悪癖が再発。ボケているつもりはないのだが、これも時差のせいには違いない。
Published on: 2000/6/27
Categories: 映画