ボディ・スナッチャーズ
『ボディ・スナッチャーズ』を観る。『ボディ・スナッチャー/恐怖の街』なら、それなりに新鮮だったに違いない。『SFボディ・スナッチャー』でもちょっと苦しいところだが、93年のこの映画は複数形になったところで目新しい何かがある訳ではなく、ただ後味が悪いばかり。ごく最近、同じモチーフの恩田陸『月の裏側』を読んだときはそれなりに納得したものだが、この映画については何がやりたかったのか判然とせぬ。ヒロインが、物語の展開についに何の貢献もしないのだがら、まさに話にならない。何しろ後味が悪いばかりで大して怖くないのである。
夕刻の雷で停電続発、CATVも不調となって復旧まで数時間。
Published on: 2000/8/4
Categories: 映画