ケイゾク/映画
『ケイゾク/映画』を観る。うぅむ。
いうなればカリスマと称されるような創造物は、自己相対化を恐れるあまり内面に沈降し、批評を拒むかのような結末を迎えることも多いのだが、この場合、そのスタイルすら模倣であるあたり、ある種、一貫していてそれはそれでよいか。
なけなしのロジックに少なくともひとつ、説明不能の矛盾があることを省けば、なるべくしてなったと考えるべき物語にも納得。
一方で切って捨てる人がいたとして、それを偏狭ということは誰にも出来まい。
Published on: 2000/9/9
Categories: 映画