単純な場所

sophisticated girl; plain space

私の愛したギャングスター

『漂流密室』読了。湯川薫の試行錯誤という感じは嫌いではないが、森博嗣を通過して金田一少年に行ってしまったのは如何なものか。何を期待して読めばいいのか、こちらだって困ってしまうというものである。

『私の愛したギャングスター』を観る。実世界でルパンをやるのは大変そうだと思う一方、いくらなんだってこんなに間の抜けた警察はあるまいと、強引な展開が腑に落ちず。中途半端なシステムで機能している官憲が、実にヨーロッパ的と言えば言えるか。

Published on: 2001/7/21

Categories: 映画