単純な場所

sophisticated girl; plain space

ファイナル・デスティネーション

『ファイナル・デスティネーション』を観る。アイデアも悪くないし、物語のテンポも上々といえようが、暴力的な死をあからさまに描くそのやり方は、計算されたアングルと相まって、嫌悪を催さずにはおかない。陳腐な部分が少ないだけに、これでいいのかというPTA的な感慨を持たずにはおられないのである。この場合、制作サイドには誉め言葉ということにはなるのだろうが、また一つ、箍が外れたという気がしてならない。

Published on: 2001/7/20

Categories: 映画