単純な場所

sophisticated girl; plain space

気分はもう戦争2.1

『妻の帝国』を、その美しいラストシーンまで噛みしめるようにして読む。何しろこの国の出版事情は既に荒廃していて、次にいつ著作が出るか分からない状況であり、稀少である。

引き続き『気分はもう戦争2.1 』を読む。特定分野の著作に、どうも嗜好が偏っていると自覚しなければならないが、いずれも傑作であり大満足。「トロとテロは同義語となった」と大見得を切るシーンには、いや深く感動するばかり。

Published on: 2002/6/23

Categories: 本