単純な場所

sophisticated girl; plain space

空から降る一億の星

『空から降る一億の星』というドラマは低調なその初回をみたのみだったが、最終回とともに公式ホームページのあらすじを追い、挙げ句、これでいいのかという感想をもつに至る。自縄自縛の果てに行き詰まった作劇は、多く実に安直な結末を辿るものであり、この脚本家もどうやら評判ほどではない。緊張感を欠いているせいで間延びしているとしか思えない演出も結果、役者の悪しき素質を強調しているようにしかみえず、涙が一向に出てこない明石家さんまの演技に至っては茶番に近い。

Published on: 2002/6/24

Categories: 日々