単純な場所

sophisticated girl; plain space

スティル・クレイジー

『スティル・クレイジー』を観る。英国映画の常として、これもまた不景気というものを宿痾のように抱えた物語ではあるものの、キャスティングがかなりよくて、欧州ツアーを敢行する展開も寄る辺のない感じが広がり、これまたかなりよい。ボーカルのレイは断酒会に通う悩める中年なのだが、ジャケットの写真では島田荘司のような押し出しであり、関係のないところでウケてみたり。

Published on: 2002/7/28

Categories: 映画