ウェルカム・トゥ・コリンウッド
『ウェルカム・トゥ・コリンウッド』を観る。サム・ロックウェルは年季の入ったチンピラの風情で、年を重ねるごと、胡散臭さが増していくのは全く如何なものかと思う。現場侵入のシーンはネタとしてはベタながら単純に笑えるが、イギリスの不況ものみたいな舞台設定であるくせ生活は希薄で、いかにもハリウッド風ともみえる。貧困が前提としてある社会で、展開といえば『8 Mile』か本作というのが、アメリカというものであろう。
Published on: 2004/2/21
Categories: 映画