単純な場所

sophisticated girl; plain space

ボイス

『ボイス』を観る。いまさら邦画のデッドコピーみたいなシロモノを韓国映画がつくらなければならない理由はないと思う。言うまでもなく『リング』のエピゴーネンなのである。一方、回想シーン(BGMは『月光』だ)は伝統芸の趣であり、なにしろ登場する女性が韓国的な美人しかいないので何やら昔の少女漫画のようであったり、ちょっとね。結局のところ、大して怖くないというのが最大の瑕疵ではあるものの。子役は将来が心配になるような演技で、北のマスゲームのような凄みがある。

Published on: 2005/11/27

Categories: 映画