イン・ハー・シューズ
『イン・ハー・シューズ』を観る。キャメロン・ディアスが奔放な妹、という役柄。ハマっているといえばハマっているとはいえ、彼女のフィルモグラフィーには似たような設定が多くある気もして、そう思うと、キャスティングと人物設定は紋切り型である。序盤は話の展開まで常套を踏んでいるのだが、監督であるカーティス・ハンソンの語り口は好感がもてるし概ね飽きることはない。トニ・コレットの姉はいろいろとあるところをうまく演じており、小道具としては詩が効果的に使われていて、全体としては佳作というべきではないだろうか。
Published on: 2006/6/4
Categories: 映画