単純な場所

sophisticated girl; plain space

ビー・クール

『ビー・クール』を観る。『ゲット・ショーティ』から10年経っているのだが、前作を十分に意識したケレンで物語は語られ、チリ・パーマーの風体もほぼ往時のままといったところである。セドリック・ジ・エンターテイナーやらザ・ロックといった新しいキャラクタも立っており(ザ・ロックは俳優生命を放り出しているという感じだが)、スティーブン・タイラー、いやエアロスミスが登場する豪華さもある。にもかかわらず、全体としては散漫な印象で、これは監督の力量の部分なのだろうが、前作に比べて相当、垢抜けないオチもどうかねぇ。

Published on: 2006/7/9

Categories: 映画