機械じかけの小児病棟
『機械じかけの小児病棟』を観る。何だかポエティックな邦題だが、小児病棟を舞台に「機械じかけの少女」と言い表される何者かが徘徊するホラー。主演は沈痛な面持ちの”アリー・マクビール”で、イギリスの片田舎を舞台とした雰囲気はちょっといい。脚本も手際のいい様子で好感が持てるのだが、つまるところ鈴木光司原作でいくつか映画化された話みたいな展開なので、目新しいところはあまりない。有り難いことに怖さもあまりないのである。
Published on: 2007/5/18
Categories: 映画