単純な場所

sophisticated girl; plain space

厨房で逢いましょう

『厨房で逢いましょう』を観る。天才料理人の恋の物語といえばロマンチックだが、この主人公の体重は137キロあって、ハリウッド的な展開とはならない。ジョン・キューザック似のヒロインは空気を読まない「どうして?私は何もしてない」女であって、驚天動地のラスト10分とあわせ、なかなかに一筋縄ではいかないのだが、クセのあり方もひとつの風味とも思え、何だか許せてしまう。不思議。

Published on: 2008/5/5

Categories: 映画