僕の彼女はサイボーグ
『僕の彼女はサイボーグ』を観る。『ターミネーター』、『エヴァンゲリオン』と『ドラえもん』のファンによる妄想といえば、そこそこ正体を言い当てているのではないか。まず、アンドロイドであるべきところをサイボーグと言ってしまうあたりからSFとしての適格性を疑ってしまうわけだが、先行作品に対するオマージュという話であれば、いろいろ言っても仕方がないわけである。この120分はかなり辛い。監督は『猟奇的な彼女』のクァク・ジェヨンで、スタッフ・キャストが日本人であるにもかかわらず、立派に韓国映画風の演出になっているのには、ちょっと感心した。
Published on: 2008/11/3
Categories: 映画