単純な場所

sophisticated girl; plain space

Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼

『Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼』を観る。ケヴィン・コスナーにシリアルキラーをやらせようというあたりとか、影の人格としてウィリアム・ハートが存在感をみせていることとか、アイディアはそれなりのものがあるのだけれど、細部まで練り込まれた脚本という感じはなくて、辻褄のあってないセリフとか、何だかもったいない感じ。上映時間は2時間あるのだが、もう少し刈り込んでシンプルな話にするべきではなかったか。デミ・ムーアのエピソードはほとんど不要とみえ、両雄並び立たせようとした結果、虻蜂取らずという。残念なことである。

Published on: 2009/2/7

Categories: 映画