僕らのミライへ逆回転
『僕らのミライへ逆回転』を観る。役者がジャック・ブラックとモス・デフなので、面白くないわけがない。監督の手になる脚本は、ファンタジックと出鱈目と現実感の境界に立ち上った物語、それも非常にユニークな物語であって、しっかりと作家のものになっており、満足感が高い。一方、アクの強さもかなりのものなので、好悪は別れるに違いないが、好きである。ミシェル・ゴンドリーは『ヒューマン・ネイチュア』がほとんど生理的に受け付けなかったのだけれど、このところどんどん打率を上げている。
Published on: 2009/3/7
Categories: 映画