最後の初恋
『最後の初恋』を観る。観ながら『メッセージ・イン・ア・ボトル』を思い出していた。まぁ、何だか似たような話があるものである。あれはケビン・コスナーだったが、こちらはリチャード・ギアであり、対するはダイアン・レイン。夫に裏切られ日常に疲れた女がシーズン外れの避暑地で外科医と恋に落ちるという、いやはや、話の筋はいわゆるハーレクインロマンスそのもので、悲劇さえ盛り上がりに資すればよしという扱いなので、気分によっては腹も立とう。妻を亡くした田舎の老夫をスコット・グレンが演じており、なかではこの演技が抜群に印象に残る。
Published on: 2009/3/22
Categories: 映画