2009年の収穫を振り返ってみる
年末も押し迫って、映画も今年はもう十分かなという感じがあるので、ゆるゆると今年観たものを振り返ってみる。
何しろ大作好きなので『007/慰めの報酬』やら『ワールド・オブ・ライズ』やらは堪能したし、『トロピック・サンダー』『イーグル・アイ』『ターミネーター4』といった褒貶が微妙な線で分かれているあたりも十分に楽しんだのである。マーベルの『アイアンマン』はグウィネス・パルトローのペッパー・ポッツだけでも名作と言わねばならないし、そうなると『インクレディブル・ハルク』も併せて考えなければならない。マーベルは来年もやってくれそうである。『スタートレック』と『トワイライト』、ついでという感じで『ザ・バンク』が年後半の収穫であり、こうして並べてみると自身のミーハーぶりに愕然とする感じ。
監督でいうとサム・メンデスとクリント・イーストウッドの際立ちが再確認された年でもあって、『レボリューショナリー・ロード』の隙のなさはいつものこととして、特にクリント・イーストウッドは『チェンジリング』と『グラン・トリノ』の畳み掛けで、あまりに感心したので大昔の監督作品である『センチメンタル・アドベンチャー』まで観直してしまったほどである。そういうわけで、2009年のベストはクリント・イーストウッドに決まり。
Published on: 2009/12/26
Categories: 映画