あけましておめでとうございます
新年早々、無論、新年早々だからこそ昼から酒を飲み、実家の本棚から『夏への扉』を出してきてのんびりと読む。最近、出た新訳版ではなく福島正実氏による旧訳で、つまりHired Girl Robotが文化女中器となってる、ゆえに内なる尺度では正系となる版である。新訳ではこれが「おそうじガール」なのでやはり印象というものは相当に異なる。是非は問わない。いずれ眼目は猫のピートであるからには、「護民官」ペトロニウスが「審判者」となっている方が余程、重要なのである(僻見)。だいたいペトロニウスはelegantiae arbiterであるかもしれないが、ただ審判者というのも、また違うんじゃないかと思うのである。言い掛かりだけど。
(去年の日記を見てみたら、どうやら今年と全く同じような元日を過ごした様子である。いやはや。)
Published on: 2010/1/1
Categories: 日々