巣立ち
庭のバードハウスにシジュウカラが営巣していたのだが、この週末にいよいよ巣立ちの時を迎える。休みの日を選んで出立というのは地主に対する粋なサービスではないかと感心したのだけれど、次から次、さして大きくもない標準サイズの巣箱から成鳥の大きさ近くまで育ったヒナが都合8羽も出てきたのは心底、驚いた。窮屈になって出てきたという側面もあるに違いないのだが、だいたいがこんなに子沢山なのであろうか。子どもたちは思い思いの場所に陣取って、しばらく呆然とした風ではあったけれど、やがて現実を受け入れ次々と飛び立ったのである。幸多かれ。
Published on: 2015/6/8
Categories: 日々