民族浄化
この日、トランプはガザ地区を米国が保有して再建と移住の促進を図るという考えを明らかにする。この御仁が何を言っても今さら驚くことはないと思っていたけれど、今のイスラエルにとっても手に余っている問題の、あまりに斜めからの介入には不覚にも驚いたのである。米国が手を染めれば強制移住も国際法違反ではないというばかりの傍若無人ぶりは相変わらず。これもまた本人発のフェイクニュースである可能性はかなり高いと思うのだけれど、イスラエルにとっては好都合というほかない話ではないか。まんまと何らかのプログラムが動き出しても驚かない。
一方、マスクはといえばUSAIDを強襲してクーデター紛いの活動に勤しんでいるという話だけれど、やっていることはTwitterで予行した通りの内容で、であれば行政機関さえ焦土と化して米国民の公共財はただ打ち倒されるであろう。これが米国民の望んだことであったかはわからない。
Published on: 2025/2/5
Categories: 日々