アビゲイル
『アビゲイル』を観る。悪党の一団の立場が一転して恐ろしい目に遭うという類型のジャンル映画が存在するけれど、これもそのひとつ。分類としてはホラー映画ということになるが、いろいろ微妙な感じ。仕掛けのある話なので、セットアップに結構、時間がかかるのだけれど、そのあたりは作品の紹介で明かされてしまっているのである。近年の宣伝のしかたにはちょっと問題が多いという気もする。ホラーとしてのイメージにはやや凄みを感じるシーンもあるのだが悪趣味と紙一重。雰囲気からエリシャ・カスパートの『蝋人形の館』を思い出す。なんにせよ、子役の将来が心配である。
中国はアメリカからの輸入品すべてに34%の報復関税を予告する。株価が暴落するのは当然の反応として、DAY2にして関税戦争が始まったことになる。トランプが示した非関税障壁を含む関税率なるものが、国ごとの貿易赤字額をアメリカの輸入額で割った意味不明の数字だということが明らかになっていて、これがまたあんまりな話なのでそのことに世界は震撼している。こんな馬鹿げた話に付き合わされることになろうとは。
Published on: 2025/4/4
Categories: 映画