カフネ
『記憶の対位法』に本格的に取り掛からなければならないので、まずは阿部暁子『カフネ』を読み終える。2025年の本屋大賞ということから、なんとなく期待していた通りに豊かな物語で、やはり本屋大賞の目利きは信頼できる。
トランプはエルサルバドルの刑務所に国民を送ることを考えているという記事を読む。少なくともこれを合法化しようという意思があるという話には信憑性がある。それが可能であるはずはないのだが、これまでの振る舞いからすると、まず行動しその後に正当化を試みる可能性は十分にある。トランプにとってすべてはパフォーマンスなのだが、それが自由と民主主義にもたらす悪影響は計りしれない。
Published on: 2025/5/1
Categories: 本