少年たちの密室

家を新築した同僚のいわゆる完成見学会をひやかしに出動。蓼科に向かう道路を脇に逸れ思いがけず形成されている住宅地に、こんなところもあったのかと己が蒙を啓かれる。ラーメン屋で昼食の後、平穏な日曜日の午後。

『少年たちの密室』読了。『UNKNOWN』にそれほど感心しなかったことがあって敬遠していた古処誠二だが、評判通りの佳作。ミステリに対する興味だけで陰惨な話を読む体力というものが最近、とみに衰えているにしても、出来の良い作品はそれを問題にしない。

Published on: 2000/12/3

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