シューテム・アップ
『シューテム・アップ』を観る。タイトル通り、撃って撃って撃ちまくるという、わりとよくある趣向だが、クライヴ・オーウェン、ポール・ジアマッティ、モニカ・ベルッチというビックネームを据えてあるあたりが機軸。全体に、ただぶっ放している感があって、物語の展開もオマケのようなもので正直、粗雑。それが銃撃戦であれば弾丸の軌跡ではなく、あるいは破壊される対象ではなく、面をなすかにみえる圧力を演出するのが監督の仕事だろうが、本作には発砲のバリエーションはあってもそうした面白味は全くない。
Published on: 2008/10/11
Categories: 映画